GW旅行の移動中に『言葉にできるは武器になる。』を読みました。
作者
作者の梅田悟司さんは、電通のコピーライターです。ジョージアの「世界は誰かの仕事でできている。」や、最近では「バイトするなら、タウンワーク。」等のコピーライティングがあります。
なぜ?この本を読んだか
私は、企画部に所属しており、プレゼン資料を作成する機会が多いのですが、これ伝わっているかなー?って思うところがあり、短い文で、ぱっとわかりやすい文が書けたらな、との思いで買ってみました。
また、『AIvs教科書が読めない子どもたち』という本を読み、AIが苦手な分野は読解力とのことで、この分野を鍛える必要は今以上にあるのだと思い、国語力の向上に努めたいと思ったのも一つの理由としてあります。
感想
「内なる言葉」自分の意見を常に考え、磨いておくことがいかに重要で、必要なことかだと実感しました。それをせずにいくら表現方法を学んでも無駄だと痛感しました。
どうしても頭で考えてしまい、紙に書きだすことはめんどくさく感じてしまいますが、紙に書きだしてみることの重要性を認識しました。書き出してはじめて気づくこと、頭で考えていても、実際に書き出してみると言葉にできないことが多々ありますので、「内なる言葉の」を紙に書きだし、「内なる言葉」の磨き上げを実践していこうと思います。
以下、軽くですが内容が含まれますので、内容を知りたくない人は飛ばしてください。
筆者は、言葉を生み出すプロセスは、①意見を育てる②意見を言葉に変換するの二つがある。つまり、「内なる言葉」を育て、「外に向かう言葉」に変換するプロセスがあるといいます。
その中で重要なのは、「内なる言葉」に意識を向け、それを育てることが重要だしています。
これには私も納得で、いくら表現を磨いても言いたいことがない言葉は伝わってこないばかりか、「あっそ」もしくは「子守歌」にしかなりません。
そのため、本書では、いかに「内なる言葉」を磨くかについて多く書かれています。
そして、最後の章では「内なる言葉」を「外に向かう言葉」にどのように変換していくかについても書かれています。
「外に向かう言葉」へ変換する際には、磨き上げた「内なる言葉」つまり、思いをさらけ出す必要があるといいます。
思いをさらけ出す際には、日本語の「型」を知ること、言葉を生み出す「心構え」を持つことが必要だとされています。