本日は動物高度医療センターの決算開示がありました。
'18/3期の実績は、会社の業績予想を売上、営業利益ともに下回り正直残念な結果でした。
今期'19/3期の業績予想は、増収増益となかなかの数字になっています。
売上高 '18/3期;2,258百万円➡'19/3期;2,560百万円 +302百万円(+13%)
営業利益 '18/3期; 279百万円➡'19/3期; 350百万円 +71百万円(+25%)
経常利益 '18/3期; 263百万円➡'19/3期; 350百万円 +87百万円(+33%)
当期利益 '18/3期; 208百万円➡'19/3期; 285百万円 +77百万円(+37%)
明日の株価は正直どちらに動くかわかりません。
本来であれば業績予想に重点が置かれると思いますが・・・
そして、決算短信を読んでいく中で気になったことが2つ。
一つ目は、決算短信P3の(4)今後の見通しの下記文言
「診療を行う獣医師や動物看護師などの人材につきましては、優秀な人材確保につながる大学・専門学校・各種 団体との関係性強化や人脈形成に努めるとともに、積極的な採用活動を行い、増員を図る計画でありますが、現 在開院準備中の大阪病院(仮称)につきましては、既存の3病院の人材の充実を優先するため、開院の時期を1 年延期し、平成32年春以降とするものであります。」
人材の充実を優先するため、大阪病院の開業を1年間遅らせますとのこと。
獣医師が足りないのか、わかりませんが、人材確保に苦労していることが窺えます。
動物病院にも人口減少の影響が出ているのでしょうか?
それと昨今、国会で話題になっている加計問題。獣医学部の新設を認めてこなかったことによる弊害でしょうか?
わかりませんが、とりあえず、大阪病院開院が1年延期ということでネガティブ要素です。
そして2つ目も、決算短信P3の(4)今後の見通しの下記文言
昨年の決算短信にも同様な記載がありますが、比べてみると「M&Aも活用」という文言が追加されています。
また、一昨年の決算短信は、昨年と同じ文言になっており、今期あえて「M&Aも活用」と記載されているので、何か具体的な戦略があるのかななんて勘繰りたくなります。
今年の決算短信
『中長期的に、動物医療業界における総合的な企業となるべく、飼い主や一次診療施設の利便性を高めるシステ ムや機器の開発・販売や、M&Aも活用した新たな事業領域の拡大にもチャレンジしてまいります。』
昨年の決算短信
『さらに、動物医療業界における総合的なプラットフォーム企業を目指して、飼い主や一次診療施設の利便性を 高めるシステムや機器の開発・販売を、提携先企業と協力して行うなど、診療以外の新たな事業領域の拡大にも チャレンジしてまいります。』
一昨年の決算短信
『さらに、動物医療業界における総合的なプラットフォーム企業を目指して、飼い主や一次診療施設の利便性を 高めるシステムや機器の開発・販売を行うなど、診療以外の新たな事業領域の拡大にもチャレンジしてまいりま す。』
さて、明日はどうなりることでしょう???
最後に、おまけ
決算発表を受けトイレの個室で決算数値を見て、SPI証券のサイトを見ていたところ、
「3400円」で100株買い注文が入っていたので、100株くらい売っとくかと、売ってしまったところなんと・・・
間違えて「2400円」で売ってしまいました・・・
自分で売値を入力すれば、間違いに気づくところ、板入力で売値を入れてしまったため、間違いに気づきませんでした・・・
その後ヤフーファイナンスの掲示板でPTSで2400円で売った人がいるとの書き込みを見て確認したところ・・・
オーマイガー!!!俺じゃん!!!!バカじゃんん!!!!
って、一気に血の気が引きました。
一度、何かの銘柄で分割に気づかづに分割前の値段で売り注文を入れて置いたら売れた経験がありましたが、まさが誤発注を自分がやるとは・・・
みなさんも気を付けてください。。。